今回は、取扱規程の中核部分の適用事例を紹介します
費用をかけずに管理する肝が今回の紹介内容です
適用企業
--------------------------------- バイト2名を含む家族経営企業 従業員:5名 (社長を含む) ギフト関連販売業務 マイナンバーの取り扱いとしては、従業員関連のみ 社会保険事務、経理事務を社会保険労務士、税理士に委託 -------------------------------------------------------- ※できるだけ、余計な費用をかけないで対応する方法で適用した |
前回に引き続き取扱規程は中小規模事業者用をベースとした取扱規程の改修内容です
第6条 事務取扱責任者の責務
第7条 事務取扱担当者の監督
第8条 教育・研修
は、変更なしで使用しました
第9条 取扱状況・運用状況の記録
あまり表面化していませんが、マイナンバー対応事務で実は一番厄介な部分がこの部分です
IT業界からは便利に記録ができますよとクラウドを使ったり、給与ソフト、記録用のソフトなど様々出ていますが、10名程度の管理、しかも、年末調整時の対応であれば手作業の伝票処理で十分できそうです
そこで、ここでは
別紙1の特定個人情報等の取扱状況・運用状況のチェックリスト
という記録票をいちいち起票しこれを綴っておく形式としています
この記録票を、時系列にファイルしておくだけで十分記録として通用すると思います
マイナンバーに関する事務処理をしたらとにかくこの記録票に記載しファイルしておきます
この規定だけでは、ちょっと分かりずらくなっていますね
もう少し詳しい事務フローを作成していますので次回ご紹介します
次回は、事務フローの紹介とマイナンバー収集様式を紹介します